コロナが少し落ち着き緊急事態宣言も解除され、ずっと会えずにいたマーちゃんに会いに行ってきました。
5歳になったマーちゃんの七五三詣を行うというのでじっとしていれなかったのです。
3月の末、少しコロナ減少期にママとマーちゃんと二人で会いに来てくれて以来です。
それからコロナは5波に突入し、ご存じのように日本全国大変な状況になってしまい、又しばらく会えないかもと思っていたところ、このところの急激な減少に今だとばかり行ってきたというわけです。
毎日娘から送られてくる動画や写真を観てはいますが、実際には7ヶ月余会ってなかったマーちゃんは背が伸びてすっかりKIZの仲間入りです。
こんな話はマーちゃんには興味ない話だと思って、大人同士話していたこともしっかり聞いていて、後でその話をしてきたりびっくりすることが何度もありました。
例えば、新幹線で雪を少し頂いた富士山がきれいに見えたことを娘に話したんですが、マーちゃんが「グーマ帰りも富士山が見えたかな」と気にしてくれたことなどです。
そんな中、毎日恒例にしている絵本の読み聞かせ、「グーマ読んで」っていうリクエストに応え、就寝時間にマーちゃんの横で一緒にごろんとなって絵本を読みました。
2日間だったけど楽しいひとときでした。
本の読み聞かせどんな本を読んだのでしょう
読み聞かせはママやパパがずっとやっていて、マーちゃんにとっては習慣化していて
「今日はグーマが読むね」と言うとマーちゃんはいそいそと本棚から3冊を選んできました。
マーちゃんはまだ寝るときのライナスの毛布(安心毛布)が離せなくって、その上それに「ボーちゃん」って言う名前までつけているのです。
選んだ3冊の本をグーマに渡し、ボーちゃんと一緒にごろんとなってじっと絵本を見てお話を聞いているのが可愛くて・・・
最初の日に選んだ絵本は
「はなをくんくん」
「ねむい ねむいおはなし」
「はるばるえんの あたらしい ともだち」の3冊
次の日に選んでグーマに読んでと持ってきた絵本3冊
「おふろだいすき」
「ムーミンのふしぎ」
「おやすみ、はたらくくるまたち」
この選んだ6冊はマーちゃんが、読んで欲しいと思った本なんだと思うとグーマも力が入りました。
●はなをくんくん
マーちゃんがこの本を選んだわけは分りませんが、冬眠から目覚めた動物たちが鼻をクンクンさせお花を見つけた喜びがなんとも言えず可愛くって、グーマもほっこりしました。
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●ねむい ねむいお話
絵を見ただけで眠くなるような絵本です。眠りの中に引き込まれてしまいそうなところに楽しい調べが聞こえてきてみんなを起こしますが、楽しい調べは小さくなっていき今度こそ深い眠りに誘われます。
これできっと安心して眠れるに違いありません。
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●はるばるえんの あたらしい ともだち
はるばるえんに転校してきたカバの子のお話。
初めは不安な気持ちだったのが、打ち解けて仲良くなる気持ちがほのぼのとした雰囲気の木版画にもよく現れています。
マーちゃんが年少さんから年中さんになる前、バラ組のみんなと(年少さんの時バラ組だった)
分かれるの嫌って不安で泣いたけど今は年中さんのクラスのお友達とも仲良くなった気持ちと通じるものがあるのかもしれません。
みんなと仲良しなるカバの子のお話に納得して安心するのでしょう。
このくらい歳になると、転校しなくてもこういう気持ちを理解できるようになるんだなって思わせられました。
次の日マーちゃんが選んだ絵本は少し長いめの絵本です。
●おふろだいすき
おもちゃのあひる プッカと一緒にお風呂に入ると、次々に動物たちが現れます。
最初大きなかめが浮いてきて、次はぺんぎん、あしか、かば、そしてくじらまで!それぞれみな個性的で人間味があるんです。
こんな大きな動物が現れるわけないやんて思うのは大人の悲しい想像力。
子供はファンタジーの世界に引き込まれ楽しめるんですね。
心まで温かくなる絵本です。
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●ムーミンのふしぎ
ムーミンが光や色についていろいろと不思議に思うお話です。
これは中々難しい内容だって思いました。
ムーミンが青い海の水を手ですくってみると、青くないことなど色や光に対して不思議に思うことを、ちゃんと理解できてるのかなって思いながら、こんな本も好きなんだなって思った一冊でした。
まだスナフキンの哲学的な言葉など奥深く、大人の本と言っても良い内容でした。
でもすんなり受け入れる子供の感性の柔らかさに感動したグーマです。
ママ曰く「少し長いし、少し難しいので私があまり読まないのできっとグーマに読んでもらったのよ」って言ってました。
マーちゃんなりにしっかり考えてるんだわ(笑)
「お風呂大好き」も「ムーミンの不思議」も少し長めで寝る前にはどちらか1冊にした方が良いかもです。
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●おやすみ、はたらくくるまたち
乗り物が大好きなマーちゃん。特にはたらく車が大好きです。そんなマーちゃんに働く車の絵本読んだら寝ないんじゃないの?と思いましたが、大好きな働く車も寝ちゃう「おやすみ、はたらくくるまたち」のお話なら納得しておやすみ出来るんだって思いました。
ニューヨークタイムズ ベストセラーリスト第1位なのも頷けます。
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クレーン車、ブルドーザー、ダンプカー、ミキサー車、ショベルカー大好きな働く車たち。
その中のミキサーしゃの上に小さな毛布が掛かっています。
すかさずマーちゃんはショベルカーの「ボーちゃん」って教えてくれました(笑)
↓
それを見たグーマ「あら~ホントだ!」と思わず納得。
グーマが納得したら即すやすや寝息を立て始めました。
もう可愛いったらありません。
なお、いまのシーズンなら
●はたらくくるまたちのクリスマスも良いかもしれません。
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こんな具合で2日間グーマも楽しく絵本を読みました。
おわりに
絵本の読み聞かせ。
グーマが子育て中ずっとやってきましたが、そのときは楽しむ気持ちもありましたが、より義務感の方が強かった気もします。
でもマーちゃんに対しては愛おしさと楽しむ気持ちが大きく、グーマも随分大人になったもんだと今更ながら思いました(笑)
本の読み聞かせは、子供の想像力や豊かな感情、本への興味などたくさんのメリットがありますが、子供の安心感や親子の親密感、信頼感が育めることは何にもまして素晴らしいことと思います。