アメリカの著名な心臓外科医であるスティーブン・ガンドリー博士は、
自身の患者たちの治療を通して、植物の種子などに含まれる
「レクチン」というタンパク質が、現代人の健康を阻害しているということを
発見しました。
今迄健康に良いとされた全粒粉パン、玄米、トマト、豆腐などの食品が
実は肥満や病気をもたらす原因になると警鐘を鳴らしています。
4億年前から続く植物と動物の関係をめぐるサイエンスヒストリーから、
まったく新しい食事法「プラント・パラドックス・プログラム」までを
3つのパートで紹介。
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食べても「良い食品」「ダメな食品」リストを元に、
今までの常識をくつがえす健康長寿となる食事プログラムを、
患者症例と学術的根拠を盛り込みながら理論的に解説しています。
最近流行っている「グルテンフリーダイエット」ですが
この「グルテン」は「レクチン」というタンパク質の一種に過ぎません。
ですからグルテンだけを排除してもダイエット効果はないといっても
良いでしょう。
本書のPART!ではこの「レクチン」がどのように身体に悪いかと言うことを
色々の例えを持ちて興味深く解説しています。
PART2では、博士が生み出したレクチンフリーな食事法を、
学術的根拠を盛り込みつつ解説しています。
PART3では、食べてよい食品リストをもとにした2週間の献立と、
食材について紹介しています。
今迄健康に良いとされていた食物が軒並み・・・かなり
ショックを受ける事と思います。
グーマもその一人です。
受け入れ難い内容も多くこれを参考にするか否かはそれぞれかと思いますが、
読む価値は高く知っておくことに損はないと思います。