サッポロビールは8日、クラフトビールのブランド
「イノベーティブブリュワー」の看板商品の
「SORACHI(ソラチ)1984」を9日、全国で発売すると発表しました。
サッポロがビールの通年商品を発売するのは11年ぶりになります。
新発売の「SORACHI(ソラチ)1984」って
サッポロがビールの通年商品を発売するのは11年ぶりだそうです。
ソラチ1984は、サッポロが35年前に自社開発したホップ品種を100%使用した
エールビール。
同ブランドからは、このほか「驚き」「楽しさ」などをテーマにした
3商品を年内に発売予定で、ブランド合計で2023年に
100万ケース(1ケースは63ミリリットル入りの大瓶20本換算)の
販売を目指すそうです。
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「SORACHI(ソラチ)1984」ですから、現在35歳だということです。
何故35年も経っての新発売?とシンプルに思ってしましました。
「ソラチエース」は「伝説のホップ」と言われ、1984年に
サッポロビール原料センターで品種登録されたそうです。
ビールの苦みと香りを加えるビールの肝と言われるホップですが、
「ソラチエース」が認められたのは最初日本ではなくアメリカでした。
それからヨーロッパに渡り、海外ではメジャーになった「ソラチエース」
でしたが、日本では全く知られることもありませんでした。
日本で無名の「ソラチエース」を日本人にも伝え、気軽に飲めるようにとの
思いがようやく実を結んだのです。
北海道ビアトピアで「SORACHI(ソラチ)1984」を楽しめるように
なってはいましたが、今回ようやく全国で発売されることとなりました。
1984年にサッポロビール原料センターで品種登録された
「ソラチエース」が今日本中で日の目を見ることになったのは
多くの方々の努力のたまものと言っていいでしょう。
おわりに
「ソラチエース」の独特の香り、キレれが良く後味も良いと言われる
「SORACHI(ソラチ)1984」、今迄の道のりを想いながら
飲んでみたいと思います。